【2024年4月】非効率な生活も楽しいものです

京都・亀岡ではようやく桜が咲き始め、春らしく暖かい季節になりました。季節の変わり目ですが、お変わりありませんか?

農家にとっては春以降は田植えが始まり、忙しい季節になります。機械や施設の整備など準備に余念がありません。

農業をしていると、種を播いたり・畑を耕したりといった農作業以外にいろいろとすべきことがあります。機械や施設の整備のほかにも、農道の整備や地域の共有地の草刈りなど、地域の自治活動など多岐にわたります。

ちなみに、百姓という言葉には「百の仕事ができる」という意味があるそうです。(そんな意味は後付けだという説もありますが。)いずれにせよ、農家はたくさんの仕事があり、また、それにともない技術的に出来ることもたくさんあるのは確かです。

農機具の修理をしてみたり、電気工事をしてみたり、ビニールハウスを建てたり。なお、今現在、京都長尾ファームでは雨漏りが酷い小屋のトタン屋根を張り替えております。専門業者にお願いすると費用がかさむので、出来そうなことはとりあえず自分でやっています。

現代社会は分業で成り立っており、そのため便利で効率的な生活ができています。一方で、とりあえずなんでも自分でやってみるのも、達成感や全能感を感じることができ、非効率な生き方かもしれませんが、なかなか楽しいものです。

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