【2022年11月】物価高は困りますね

もう10月も残り少なくなり、秋の気配も濃くなってきました。先日、京都の知恩院・円山公園に行きましたが、少し紅葉が始まりつつありました。京都観光に良い季節です。
さて、近頃は物価が上がっていることをひしひしと感じています。特に身近な食品はコンビニやスーパーに行くと値上がりを感じます。以前は、小腹がすいたときにセブンイレブンの”からあげ棒”を良く購入していたのですが、138円→160円→180円と徐々に値上がりしている現状では、気安く購入できるものではなくなりました。一方で、おかげで私自身の摂取カロリーの削減になっているとメリットを感じております。

さて、皆様におかれましても食品などの値上がりを感じておられると思います。様々な食品の主要原料である小麦も世界的に値上がり傾向にあります。世界的な小麦先物価格の推移です。一時期よりは落ち着いているものの、依然として値上がり傾向が続いているようにみえます。日本における小麦の自給率は13%程度です。従いまして、国際価格の上昇及び円安は小麦を原料とした食品の値上がりに直結しています。

 

一方、日本人の主食であるお米は、肥料・燃料高といった要因が間接的に値上がりへ影響する可能性はありますが、お米はほぼ国内で自給できており、かつ供給過剰が続いているため(需要が減り続けている)、小売価格の上昇も緩やかなようです。

一農家としては、食品の値上がりは嬉しくないものの、これを機に日本のお米の需要が回復してくれたら嬉しいなとこっそりと祈っています。

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