生活の中の安全性
冬は気温が下がって野菜の生育が非常にゆっくりになります。
農作業も忙しい季節ではなく、
わりと時間に余裕があります。
最近は事務所・農作業小屋の整理整頓をしており、
DIYで棚などを作成しています。
いままでDIYはほとんどしたことがなかったのですが、
やってみると意外と楽しいです。
自分の思い通りのデザインにできますし(技術が未熟すぎて実際思った通りにはなりませんが)、
あれこれアイデアを練っています。
廃材の木製パレットで棚作りました。材料費はビスと塗料のみ。農閑期は時間に余裕があります。 pic.twitter.com/W3a4oqeNq5
— nagao_京都長尾ファーム (@masanorinagao) 2018年1月5日
DIYをやってみて初めて知ったこともあります。
塗装をするのですが、
塗料にも安全性に配慮したものがあるということです。
ちょっとしらべてみると、
例えば、天然素材の”オスモカラ―”というのが有名で、
子供がなめても安心だそうです。
OSMO&EDEL社のサイトから製品の特長を引用します。
通常、塗料は接着剤と同じく、合成樹脂などの化学物質で作られていますが、オスモカラーはひまわり油、大豆油、アザミ油、そしてカルナバワックス、カンデリラワックスといった自然の植物油と植物ワックスからできた人体、動植物に安全な塗料です。
他の自然塗料と違い、高品質な植物油を使っているので乾燥時間、仕上がり、耐久性において国交省が定める品質試験に合格しています。
したがって、官公庁の物件をはじめ、文教施設、特養施設に多くご採用いただいています。
事務所には1歳の娘も出入りするので、
やはり安全性に配慮した塗料を使いたいです。
ということで、早速私もオスモカラーを購入しました。
ちなみにamazonやMonotaROでも購入できますが、
OSMO&EDEL社のオンラインストアから購入すると、
5,400円以上であれば送料がかかりません。
早速、本棚の塗装にオスモカラ―を使っています。
木の風合いを生かした塗装が出来ます、
お値段はそれなりにしましたが、
少量で良く伸びるので、割安かもしれません。
私の知識がなかっただけですが、
今回の塗料のように
普段の生活の中には安全性に配慮したものがきっとたくさんあります。
その中でも、
感覚的ではありますが、
野菜は毎日食べるものであり、
安全性を気にされる方が多いのではないでしょうか。
安全性を表現する栽培方法にも、”有機栽培”、”農薬不使用”や”特別栽培”など多数あります。
ここではどの栽培方法が安全かは議論するつもりはありませんが、
消費者の方の関心が高いことがうかがえます。
やはり野菜の安全性はそれだけ関心が高いということでしょう。
京都長尾ファームとしても、野菜を作る生産者として、
食べる方の安全性の求めに応じられるよう
努めていきたいと改めて思いました。
農薬を使わないことなども確かに大切ですが、
安全性に関しては、生産者にはより多くの情報があるなど、
生産者と消費者の間には情報の偏りがあります。
その偏りを少しでも減らすことなども消費者の安全・安心につながるのかなという想いがあります。