京都長尾ファーム 令和4年の新米コシヒカリが出来ました
今年も暑さの厳しい夏を乗り越え、朝晩は涼しくなってきました。稲刈りがピークになり、おかげさまで毎日慌ただしくしております。
さて、京都長尾ファームでは、順次、稲刈りをしており新米の出荷が始まりました。今年は、空梅雨からの戻り梅雨、夏の猛暑とあれこれ悩ましいシーズンでしたが、今年も美味しいコシヒカリが収穫できました。早速、家族で試食をしてみました。新米は香りがよく、ほんのりと甘みも感じる良い出来です。ウンカやカメムシ害も少なく綺麗なお米に仕上がっております。
それでは、今シーズンのお米の生育を振り返ります。
育苗
例年通り農協が種子更新(身元のしっかりした品種)をした種をまき、発芽した苗箱を自分の育苗ハウスに持ち帰ります。
品種は、今年もコシヒカリです。
温度・水管理に気を使います。毎日の水やりに目が離せません。
今年は娘にも水やりを手伝ってもらいました。優秀な社員です。
がっしりした苗を目指して1か月ほど育てます。
田植え
GWごろから代掻きなどの準備の整った田んぼから順次、田植えが始まります。
京都長尾ファームの田植えは集落の共同作業(農事組合法人 吉田)で行っています。
田植機は昨年購入して新しいので、とってもスピーディに植えられます。GPS機能を使って直進は自動操縦ができます。
梅雨~夏
今年の梅雨はほとんど雨が降らずに梅雨明け宣言がでました。水不足が心配されましたが、梅雨明け宣言後、毎日雨降りで戻り梅雨の状態でした。水不足の心配は杞憂に終わりました。
また、その後は猛暑日が続きました。水稲栽培は田植え後一月後くらいに、中干といっていったん水を抜くのですが、今年は猛暑のため?中干しすぎてかなり地割れしてました。
稲刈り
9月になると、亀岡市ではあちらこちらで稲刈りが始まります。こちらの作業も法人で行います。9月になって早々に台風が来る予報があったので、その前に急いで収穫が始まりました。収穫前に風や雨にあたると、倒伏といって稲の茎が折れて倒れることがあります。その状態は非常に刈りにくく、コンバインがうまく刈れないことがあります。そうなる前に急いで刈りたいのですが、なかなか作業が進まずヤキモキしながら稲刈りを行いました。
そんなこんなで今年も美味しいコシヒカリができましたので、是非お試しくださいませ。
炊きたては香りも良く、甘みもあります。
我が家ではご飯のお供にタラコを添えて新米を楽しみました。
京都長尾ファームのオンラインショップで新米を販売しております。