木製パレットをつかって棚を作りました、ほぼタダ

冬のお仕事

冬は野菜の生育がゆっくりです。
そのため、できる農作業も少なく、時間に余裕があります。

農業を始めてつくづく思うことがあります。
農業は資材が多いです。
種類もたくさんありますし、おなじ種類の資材でも規格が様々です。

例えば畝に敷くマルチ(黒のフィルムです)。
レモングラス定植
これには幅が90cm、130cm、150cm、180cm・・・と畝の大きさに合わせて様々ありますし、
厚みも0.02㎜、0.03㎜など複数、
さらにフィルムの色も一般的な黒をはじめとして、
透明、緑、青、茶色、銀など用途によって使い分けます。

農業を始めて一年経ちますが、
これらをちゃんと整理整頓して収納する必要性を痛感しています。
良い野菜を作るためにも適切なタイミングで適切な資材を使うことが大切だと思います。
整理整頓できていないと
ついつい億劫になったりタイミングを逃したり資材の適切な使用が難しいと実感しています。

気が付けば、マルチ、トンネル資材、肥料、防草シートなどあっちこっちに積み上げられています。
それを冬の間に整理整頓しています。

その一環として棚が欲しいなと思っていました。
しかしながらたくさん棚が必要なので買い揃えるのも大変だと感じていました、
さてどうしたものでしょうか。

木製パレットで棚づくり

ふと見ると、農場の片隅に木製のパレットが積まれています。

これは、育苗用の土を購入すると木製のパレットに乗ってきます。
なんとなく資材の収納棚が作れそうだと思いました。
通常、廃棄することが多いのですが、有効利用すれば、廃棄する量も減らせるし、
お金もかけず棚が作れる、まさに一石二鳥です。

パレットの形状は様々ですがご参考までに、
私が(DIYは全くの素人)作った方法を簡単に書いておきます。

作り方
〇 パレットを半分に切断します。
パレットを切断切断パレット

〇 パレットはささくれていますので、刺さらないようにカンナで角を面取りします。
カンナで面取り

〇 サンドペーパーで表面を磨きます。
農具を収納するものなのでそれほど綺麗には磨きませんが、ささくれなどが気になります。
サンドペーパーの粒度は80番と荒目のものを使っています。
オービタルサンダー

〇 棚板を用意し、長さを揃えます。
棚板はパレットを分解したものです、長さを棚幅に揃えます。
棚板作成

〇 組み立てます。
接着剤とインパクトドライバーでビス留をします。
クランプ 接着剤とインパクトドライバー 組立

〇 完成です、最後に塗料を塗りました。
コンテナを収納できます。

完成_コンテナ収納棚

喜ばれる野菜づくり

農業は資材が非常に多く、
使っていない時の収納場所をとります。
綺麗に整理していないと、次に使うときにどこにしまったか分からない、
埋もれて取り出せない、なんてことが起こりがちです。

この収納棚で一段と整理整頓が出来そうです。
これで春からの野菜を作るときには
栽培に集中して皆様に喜ばれる野菜づくりができたら良いなと思っています。

 

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