季節の草花をお送りしています、一輪挿しにご利用ください

2021年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

季節の草花を同封してお送りしています

京都長尾ファームでは、オンラインショップやふるさと納税の返礼品で販売中の商品で「旬の野菜セット」、「お米」(オンラインショップのみ)を販売しています。これらの商品にちょっとした取り組みを始めました。ここ最近、宅配の中に野菜やお米に加えて、一輪挿しに出来るような季節の草花を入れるようにしています。
その取り組みを始めた理由は、送られてきた箱を開けたときに綺麗な草花が入っていたら喜ばれるかな、という思い付きです。きっかけは、娘から教わりました。保育園に通う娘は普段、マンションに住んでいますが、月に数回農場のある実家で過ごします。そのとき、率先して庭や畑にあるお花を摘んで、テーブルに飾ります。色とりどりのお花を摘んで食卓に飾って喜んでいます。
食卓に飾られた草花は、ふとした瞬間に目が留まります。
・日常に変化があり
・季節を感じ、
・ほっと一息リラックスできる
せわしない現代社会、たまにはふと立ち止まって、一息つくこともいいのではないでしょうか。
テレワークの普及など家の滞在時間が伸びていますし、在宅時間を充実させる一つのきっかけになれば嬉しいです。

そして、なんといっても、一輪挿しは手軽で簡単にできます。身近にある小瓶で十分です。グラスやジャムの空き瓶などでもできます。特に決まりもありませんし、特別誰かに見せるものでもありませんので気取らず、自分の好きな草花を飾ることができます。

一輪挿し(侘助・椿)

我が家の食卓の侘助(椿)


ちなみにこれまで、小菊、パンジー、侘助(椿の一種)など季節を感じる草花をお送りしました。

季節の草花には教育効果もある?

そんな話を妻にしたところ(妻は農業にはノータッチ)、こんな話を教えてくれました。東京では”芒(すすき)”が花屋さんで売れて品切れになったという話です。理由は、小学校受験対策?で、季節の草花を家に飾る家庭があるそうで、すすきが売れたそうです。その話の詳細は分かりませんが、確かに、古来から和歌など季語が使われていますし、身近な自然から季節を感じることも教育の一つかもしれませんね。日本には四季があり、古来より季節と植物がリンクしていました。日本に住んでいると、次の草花の名前を聞くだけでで季節を想像することができるのではないでしょうか。
春:梅、桜、椿
夏:紫陽花、青梅
秋:朝顔、芒(すすき)、桔梗
冬:蝋梅、侘助(椿の一種)、寒牡丹
また、端午の節句の”菖蒲湯”、冬至の”ゆず湯”など積極的に季節の草花を生活に取り入れ、文化としていました。
私は農業を始める前は10年以上東京でサラリーマンをしていました。今思えば、自然の草花を意識することはあまりなかった気がします。身近に自然が少なかったこと、日々の仕事や生活に精いっぱいで心に余裕がなかったかもしれません。

といいましても、京都長尾ファームはそこまでは深くは考えていませんが、野菜セットやお米を買っていただいた皆様が同封の草花を一輪挿しでご利用いただき楽しんでいいただければ幸いです。

 

 

 

 

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