【2023年6月】5月は京都長尾ファームの田植えの季節です

5月になり、夏日も増えてきました。身体が暑さに慣れていない季節ですが、体調などお変わりありませんでしょうか?

さて、5月は京都長尾ファームは田植えの季節です。

4月から育て始めた稲の苗を代かき(田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業)をした田んぼに田植え機で植えていきます。今は多くの作業が機械化されて、随分と楽になっていると思いますが、それでも稲の苗を運んだり一日中田んぼを歩き回るので夜はクタクタになります。田植えの日の夜は、布団に入ると、のび太並みに瞬時に眠りに落ちます。

京都長尾ファームでは、田植えの作業は、集落の農家の方々と”農事組合法人”という組織を作って共同で作業をしています。そんなときよく話題になるのが、「人生であと何回田植えをするのか」ということです。毎年の作業ですし、これからもずっと田植えをするように思ってしまいますが、よくよく考えると、一番若いほうの私でも田植えをする機会はせいぜい30~40回。御歳を召されているメンバーは、あと片手で数えるくらいの回数の方もおられるかもしれません。

ついつい、いつまでも人生が続くような錯覚を感じがちですが、毎回が貴重な時間です。今、目の前のことを一生懸命取り組みたいなと、田植えをしながら思っています。

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