令和3年の新米コシヒカリできました、写真で振り返る今年のコメ作り

京都長尾ファームでは、令和3年も無事に新米コシヒカリが収穫できました。今年は梅雨入りが早かったり、8月の長雨など雨の降り方が例年と違い、心配が付きませんでしたが、お陰様で美味しいお米がたくさん収穫できました。

それでは、簡単に写真を見ながら、今年のコメ作りを振り返ってみます。

育苗~田植え


例年コメ作りは、苗を育てるところから始まります。苗づくりは水の管理に目が離せません。毎日2,3回は水やりをしています。ですので、この1か月くらいは休日が取れません。今年も娘に手伝ってもらいました。
稲の育苗

今年は田植えが始まって早々の5月に梅雨入りしました。例年、すべての田植えが終了した後に梅雨入りするのですが、今年は異例でした。また、田植え作業自体は、地元亀岡市吉川町吉田地区の集落営農組織である「農事組合法人 吉田」で行いました。私もオペレータとして田植作業に参加しています。法人の組合員の水田をすべて植えるので1か月近く田植え作業が続きます。

田植え

生育中

田植え後の重要な作業の一つ、畔の草刈りです。畔の草は、カメムシなどお米の害虫の住処にもなってしまいますので、定期的に草刈りをします。お米の生育期間は暖かく、また、雨も良く降る季節ですので雑草はすぐに大きくなります、炎天下の中、何度も草刈りをします。

また、定期的に稲の生育状況を確認しています。主に茎数、葉の色をチェックします。カラースケールという板で葉の色をチェックしています。アナログな器具ですが、葉の色で肥料の効き具合など確認してます。葉色が濃い緑だと肥料がよく効いている印です。同じように管理していても、水田によって生育の仕方・肥料の効き方が微妙に異なるので、注意深くチェックします。

生育状況確認、カラースケール

収穫

収穫が近くなってきて、田圃全体が黄色くなってきました。例年とは異なり、今年は8月のお盆ごろから雨が続きました。お米の生育に影響があるかと心配しましたが、見た感じはよく出来ていそうです。
今年も稲刈りは私も経営に参画する「農事組合法人 吉田」で行いました。集落の農家が集まり、共同での稲刈り作業です。水田は亀岡市吉川町吉田地区を中心に近隣地域に分散していますので、日ごとにあちこち移動して稲刈りを行います。私もコンバインのオペレーターとしてあちこちに移動しながら稲を刈っています。

収穫間近

コンバインで稲刈り

お陰様で今年もたくさんのお米が収穫できました。
収穫できた新米は京都長尾ファームのオンラインショップで販売しています。よかったら是非、ご賞味くださいませ!
https://nagaofarm.thebase.in/

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