京都長尾ファームの新米コシヒカリが収穫できました

朝晩はかなり涼しくなってきました、一年で一番農作業に適した気候です。ほとんど毎日秋冬野菜を植える作業をしています。白菜、キャベツ、ブロッコリなどこれから旬を迎える野菜を植えています。

さて、京都長尾ファームでは、稲刈りが終わりました。梅雨の長雨、夏の日照り・高温と農家泣かせのシーズンでしたが、今年も美味しいコシヒカリが収穫できました。早速、家族で試食をしてみました。やっぱり新米は香りがよく、ほんのりと甘みも感じる良い出来です。3歳の娘もおかわりしていました。新米でなくてもおかわりしていますけど笑。

今回のメルマガでは、今シーズンのお米の生育を振り返ります。

育苗

農協が種子更新をした種をまき、発芽した苗箱を自分の育苗ハウスに持ち帰ります。
品種は、今年もコシヒカリです。
温度・水管理に気を使います。毎日の水やりに目が離せません。
がっしりした苗を目指して1か月ほど育てます。
今年はコロナウィルスの緊急事態宣言期間でもあったので、保育園を登園自粛していた娘と水の見回りに良くいきました。

水稲の育苗

 

田植え

GWごろから準備の整った田んぼから順次、田植えが始まります。
京都長尾ファームの田植えは集落の共同作業で行っています。ちなみに、昨年の夏に集落の共同作業体を法人にしました。農事組合法人吉田といいます。私も法人の理事として経営に参画しています。

田植えの話に戻しますと、今年から新しい田植え機を導入しました。GPS付で直進アシストのある田植え機です。直進はGPSで補正してくれ、自動運転ができます。直進はハンドルを握る必要さえありません。かなり、スピーディーに植えることができます。当然ですが、どんどん、機械の値段は高くなります。安心してください、オンラインショップのお米は値上げしていません。

梅雨~夏

今年の梅雨は長雨で日照不足が心配されました。日照不足が影響したのかもしれません、収穫直前に稲の茎が折れるところが多かったです。それ自体はお米の品質には問題ありませんが、稲刈りがし難くなります。
また、梅雨明けは一気に暑くなり、猛暑日が続きました。今年は、田んぼの中の水を入れ替えたり、かけ流してみたり、地温を下げるようにしました。

稲刈り

9月になると、亀岡市ではあちらこちらで稲刈りが始まります。こちらの作業も法人で行います。9月になっても、まだまだ暑い日が続きたのですが、幸いにも晴天が続いたので稲刈りは順調に行えました。ちなみに、稲刈りは穂が濡れているときは、まずやりません。収穫後に乾燥機に入れますので、濡れていると全然乾かないからです。少し前に「下町ロケット」というドラマで台風のさなか、濡れながら稲刈りをしているシーンがありました、実際には雨の中を稲刈りすることは稀です。

私もオペレーターとしてコンバインを操作して稲刈りしました。コンバインはとっても大きく、キャタピラです。数十センチの畦を乗り越えたりします。個人的感想ですが、戦車に乗っている気分が味わえます。

コンバインで稲刈り

 

そんなこんなで今年も美味しいコシヒカリができましたので、是非お試しくださいませ。
炊きたては香りも良く、甘みもあります。
我が家ではそのまま白米を味わったり、サツマイモと一緒に炊いて楽しんでいます。

京都長尾ファームのオンラインショップはこちらです。

https://nagaofarm.thebase.in/

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